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どんな見本盤が価値があるのか?

国内盤のレコード(特に帯付き)はそれ自体世界基準から見たら価値のあるレコードですが、その中でもサンプル(見本盤)は高く売れるレコードの代表です。

レコードはレアであるほど(特に見本盤は)価値が高くなります。

見本盤はそれこそ業界の人に配布されるためとても数が少なくレアなレコードとして認知されています。見本盤の中のレコードでもさらにレア度が高いのは数量限定やオリジナルのジャケのデザインをしているシングルレコードなどです。

LPの場合は通常盤とプロモ盤の区別が付かなく見本盤シールやラベルが白なだけでジャケの見た目は変わらないのに対し7″シングルやドーナツ盤のプロモの価値が異様に高くなるのは見本盤専用の独自のジャケットデザインを使っていることがあるからです。

又、東芝音工からリリースされたピンク・フロイドの50枚限定のOdeonのプロモシングルが海外で数十万以上で取引されたり、又、シングルの見本盤で管理品番で「XDSP」という品番があるのですが、この品番はラジオの有線放送の視聴用のシングルレコードで日本国内では数万で買取できる超レアな見本盤のレコードもあるのです。

とかく、見本盤は絶対数が少ないですから必然的に価値が高くなります。レコードの価値はあくまでも音質ではなく希少であるか、否かの部分が大きく人気アーティストの古いレコードほど価値が高くなるのもそのせいかもしれませんね。

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