ラフィンノーズ LAUGHIN’ NOSE
ラフィン・ノーズは日本のパンクロックムーブメントを起こした先駆け的な存在である。そして、パンクに興味がないリスナーにでも歌謡曲レベルでメジャーへ押し上げた功労者的でも存在である。レーベルは当時菊池桃子が在籍していた「VAP」という事も関係しているのだろうか。
記念すべきファーストアルバム「LAUGHIN’ NOSE」の1曲目の「Broken Generation」と2曲目の「Take Your Situation」はキャッチーであり、軽快なポップパンクで誰でも耳にすんなり入ってくる出だしはパンク特有の毒味に欠けインディーズ出身という感じは受けないがこの2曲はパンク好きでない人でも十分に聴きごたえあることからも納得できる。
とはいいつつも、3曲目の「CRAZY SATURDAY NIGHT」がら洋楽パンクの粗々しさが出ていたりなど、それ以降の曲は和洋折衷のパンクのいいとこ取りが出来ている。
何と言っても彼等の最大の代表曲と言われている「GET THE GLORY 」が収録されているメジャーリリースの1stアルバムとして完成度が高く人気があり廃盤ということもありCDの買取金額は高い。