THE YELLOW MONKEY 9999 【初回生産限定盤】(DVD付き)
イエローモンキーと言えば1990年代から邦楽のロックを引っ張る代表的な存在である。当時はビジュアル色が強くグラムロック的なノリを持ったバンドである。アルバムであるが全曲中の7曲は既に発表されてい曲であるが賛否両論ある。
19年ぶりのアルバムという事で往年のファンには待ちに待ったサウンドを聴けるという半面、メンバー全員が年をとり「オッサン」のロックになってしまい昔のストレートな勢いがなくなってしまった落ち着きが古くからのファンには物足らない点である。
過去の作品の「8」を期待していた人にはおとなしい感じが前面に出てしまっている感がある。私も実際に聴いてみたが歌謡曲のような「万人受けし聴きやすい」というサウンドに仕上がっている。それにもかかわらず買取価格が高いのは解散してイエモンのサウンド熟成した、と感じる人が多いからなのだろう。